膝痛

膝痛

ひざ痛は膝にかかる負荷によって筋肉・骨・軟骨・靭帯・関節包といった組織が傷つくことで生じ色々な原因で起こります。痛みの原因を見極め早期回復を促します。

原因

膝痛で悩む中年女性

1. 日常的な膝の使用や加齢を原因とするもの

膝は体重による負荷がかかる部位で、体の中でも特に骨や軟骨の劣化が起こりやすく、痛みが生じやすい箇所です。また、骨、筋肉、靭帯などは、30歳を過ぎた頃から徐々に衰え始めます。
例えば軟骨は長年使われることで、骨同士の摩擦などですり減っていきます。「運動不足による肥満」「膝の筋力や柔軟性不足」、「立ち仕事や重い荷物を持つ行為」、「O脚・X脚」などは、膝の負担を大きくする要因です。主なものは変形性膝関節症です。
スポーツウェア着て膝を抱える男性

2. スポーツ、ケガ、事故などを原因とするもの

サッカーやラクビーなど相手との接触が多い競技、バレーボールやバスケットボールなどのジャンプ系競技、マラソンなどの陸上競技、ジョギング・ランニングといった運動など、スポーツの多くは下半身を酷使します。走る、跳ぶ、ダッシュ、急停止、方向転換など、スポーツ中の動作には膝に大きな負担をかけるものが多いため、スポーツ時のケガで最も多く発生し、重大なケガになりやすいのが「ひざのケガ」です。
  • 急性期のケガ・・
  • 半月板損傷、靭帯損傷、打撲、骨折・脱臼などオーバーワーク(使いすぎ)によるもの・・
  • オスグット~筋肉の付着部である膝の下の骨が異常をきたし変形する
  • 腸脛靭帯炎(ランナー膝)~太ももの外側の靭帯が炎症したもの
  • 膝蓋腱炎(ジャンパー膝)~皿の下の腱が炎症をしたもの
  • 鵞足炎~膝の内側の腱に炎症が起こったもの・・等
膝が痛む男性

3. 病気や生体機能の異常を原因とするもの

炎症を引き起こす細菌によるウィルス性疾患、骨や軟骨にできる腫瘍による、骨の破壊や変形を伴うもの
※この場合は接骨院では施術できません。

治療

何処かを痛めると体全体に影響を及ぼし色々なところが硬くなります。
その状態で膝だけを治療しても周りの影響ですぐ戻ってしまうので、先ずは全身の緊張を取っていきます。
その後に膝を治療し腫れや硬結、痛みなどを取っていきます。
ある程度動くようになりましたら運動などをしてしっかりと支える身体作りをしていきます。